注文住宅を建てて後悔しがちなこととは
マイホームを構えるなら一戸建て、そして自分の理想を詰め込める注文住宅がいいと考える方が多いですね。確かに一から自分で家づくりをしていくのはとても楽しいことです。予算や土地の広さなどから妥協も必要ですが、理想に近いマンションや建売を探すよりは現実的でしょう。しかし、せっかく注文住宅を建てたのに、住んでみたら色々と不満な点が出てきてしまったという方が意外に多いのが事実です。
最も多いのは、実際の部屋の広さと家具を配置してみての空間をはっきり認識できないので、家具を置いてみたらすごく部屋が狭く感じてしまうということですね。例えば20畳のLDと聞けば、まずまずの広さを確保できていると思えますね。しかし、部屋の形状や階段や窓の位置によって家具を置ける場所が限られてしまい、本当ならリビングを広く取りたかったのにやたらとダイニングのほうが広くなってしまう、などということがあります。これは持ち込む家具の大きさにもかなり左右されるので、間取り図を見てしっかりどのような空間になるかイメージを膨らませておくことが大切です。
勿論建売やマンションでも上記のようなことはよく起こるのですが、自分で一から作り上げた注文住宅でも安心はできないということです。寧ろマンションや建売のほうが、モデルルームや実際の物件を見ることができるので、実生活がイメージしやすいという利点はありますね。段差や収納、吹き抜けなどは思いがけず邪魔になる恐れがあるので、熟慮したほうが良いでしょう。
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